長崎を知る、学ぶ、体験するWEBマガジン

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長崎大学病院は、1861年9月20日、日本で初めての西洋式近代病院「養生所」が、長崎にある小島佐古の丘に誕生したことから始まる。

歴史ある長崎大学病院の中で、歯の匠として勤務する歯科技工士長福井淳一氏に話を聞いた。

もっと歯科技工士を知っていただきたい

皆さんは歯科技工士という職業をご存じであろうか。

歯科医院を受診し、虫歯や歯周病、外傷などで歯を失ったら入れ歯や歯に冠を被せて治療する。この一連の治療を補綴(ほてつ)治療というが、その入れ歯や被せ物などの補綴物を作製するのが歯科技工士だ。

福井氏は山口県光市の出身。8歳上の歯科技工士でもある姉の背中を見て自身も歯科技工士を目指した。広島大学を卒業されたのち、東京のラボで自費(保険適用外)専門で腕を磨いた。その後、長崎大学病院にて現在まで勤務している。

故郷・広島に戻る選択もあったと思うのだが、やはり「職場の仲間に恵まれていた」ため長崎に残る決心をされたそう。

福井氏の勤務する大学病院6階の中央技工室は、同じフロアにある、治療チェアが並ぶ治療室と透明な間仕切り一枚の見通せる近い環境にある。

歯科技工士をもっと知っていただきたい、その想いを胸に技工室から飛び出し、治療チェアに座る患者さんに笑顔であいさつをすることを心掛けているそう。

治療にかかわるすべての医療人の顔を見ることができるのは患者さんの安心、ひいては最良の治療をもたらすのではないだろうか。

歯の模型作成から患者さんの笑顔まで

歯の模型作成

筆者自身も現在歯学部生で、毎日実習で補綴物に奮闘している。福井氏にアドバイスをいただきたいと思ったところ、「95パーセントの努力と5パーセントの才能」という力強いお言葉をいただいた。作製過程で大切なところには気泡一つ入ることの許されない補綴物に携わる歯科技工士はかっこいい。

歯科医師からの指示と歯科技工士の技工力の結集、それに様々なコデンタルスタッフの力が皆さんの口腔の機能を保っている。

今一度、お口に目を向けていただきたい。

大学病院では、その健康の最前線で働く歯科医療人にも興味を持っていただけるようなベストな治療が行われる、すべての職種の連携する場であった。

この記事に関するお問い合わせ

  • 国立大学法人 長崎大学
  • NAGASAKI INTERNATIONAL STUDENT SUPPORT CENTER
  • 株式会社connne

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